EAT STORIES
食べ物の物語

FARMER
太陽のような人。木下さんの野菜

  • 野菜農家:木下 健一(佐賀県富士町)

「おはようございま――す!」
火曜と金曜の朝に美味しいお野菜と一緒に届く木下さんのぱぁっと日が射すような屈託のない笑顔と挨拶。 「はつらつ」というのはこういう事を言うんだなと想いながら、いつも元気をもらっています。
木下さんは佐賀の街なかから車で40分ほど、三瀬方面山をぐんぐん登った、富士町古馬という地区で 家族で暮らしながら、農業を営まれています。1996年くらいから有機農業をスタートされ、およそ二十数年。 年間を通し約30種類ほどの野菜を作られています。

学生時代は久留米高専、横浜国立大学生産工学科と工業系の道を進まれています。
そして大学で横浜という都市で生活して感じたのは、違和感だったそう。
「人工的な物ばかりに囲まれて、何をするにもお金を必要とする。これから一生この暮らしはなにか自分には違うなぁと思い ました。山の森や田畑の中で、自分の食べるものは自分で作りたい。自分で作っていればお金がなくても、なにかが起き ても食べる事は出来る。食べるのは生きていく基本の中の基本ですから。学生時代の友達で医者になった友達にこう言 われたことがあります。『食べ物を作る、それを食べる、売る。お前の生き方はシンプルだな。』って、農業を生業とする 事はこれに尽きるなぁと思います。生きるためには食べなくちゃだから、作る。シンプル。」たしかに。と大きくうなずいてしまいます。 農業の方法として、有機農業で直接販売のやり方をとっているのも「農薬や化学肥料は食べる人にももちろんですが、作るぼくらにもやっぽり良くなくて、だからやりたくない。
機械のように作って、美味しさには変わりはないのに、効率よくするためにちょっとでも形が変なものは出荷できない。 自然のものが全部同じ大きさ形に出来る方がよく考えてみたら、ちょっと不気味なんですけどね。
不自然な事や、違和感があるものを止めていくと自然と有機農業になりました。
直接販売するのも大変ではあるけれど、やっぽり食べてくれる人、料理してくれる人の顔が見えて、美味しいって言ってく れるのが一番のよろこびで原動力です。」
有機農業と直接販売。そうは言っても大変じゃないかと尋ねたところ「大変は大変ですが、不思議と一度もやめたいと思ったことはありません。種まきも、土作りも、草取りも収穫も、袋詰めも配達もどれも大好きです。農業が好きなんですね。」

木下さんは根っこの部分から農の人で、自分の気持ちに素直な人なんだなぁと思いました。
太陽のような笑顔や人柄は、今日もそれに触れる人や野菜に降り注いでいる。

オーナーきよた(左)木下さん(右)この笑顔です。

木下さんファミリー

木下さんが育てた野菜をサードプレイスの店舗で購入できます。

  • Read More

Cafe Info

Cafe Info


カフェ パンゲア
open火〜土 10:00~19:00、日・祝 10:00~17:00
add佐賀市天神3-2-15 佐賀市立図書館1F
Read More

デイズキッチン
open9:30~18:00
add佐賀市城内2-1-41 佐賀県立図書館1F
Read More

カフェ トレス
open火-日 9:30-18:00
add佐賀市城内1-15-23 佐賀県立博物館1F
Read More